top of page

アメリカ代表戦力分析

選手紹介(それぞれクリック)

Follow
Category
Blog by Months

捕手

捕手

28 バスター・ポージー(ジャイアンツ)

ワールドチャンピオン3度、MVPも獲得経験のあるMLB最高の捕手。昨シーズンは打撃成績こそ例年に比べ、やや落ちたが、一方でフレーミングなど捕手としての守備力の評価をさらにあげることとなった。ルクロイと一試合ごとにスタメン出場している今大会はカナダ戦、プエルトリコ戦と二試合連続本塁打中。

WBC成績:11-3 本2 点4

25 ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)

現在、ポージーに次ぐMLBナンバー2といわれている捕手。シーズン途中にレンジャーズにトレードされた昨シーズンは、キャリアハイの24本塁打をあげるだけでなく、高いフレーミング力と強肩も以前健在だ。

 

WBC成績:11-3 本0 点1

内野手

内野手

35 エリック・ホズマー(ロイヤルズ)

2015年シーズンは世界一に輝いたロイヤルズの4番打者として牽引したが、昨シーズンは打撃・守備ともに成績を落とし、fWARはマイナスだった。ただ、今大会は不振のゴールドシュミットに変わって、スタメンで起用され、2次リーグ初戦のベネズエラ戦の8回に勝ち越しツーランを放つなど、チーム最多タイの8安打と活躍。

 

WBC成績:21-8 本1 点5

3 イアン・キンスラー(タイガース)

​34歳になった昨シーズンは五年ぶりの25本塁打以上に初のゴールデングラブ賞獲得と充実の一年を送った総合力の高い二塁手。タイガース同様、代表でもリードオフマンとしてチームを引っ張っている。

 

WBC成績:21-5 本0 点1

12 ノーラン・アレナード(ロッキーズ)

打者天国のクアーズフィールドが本拠地とは言え、2年連続本塁打王、打点王の2冠は立派。また、守備もトップクラスで4年連続ゴールデングラブ賞を獲得中。全試合スタメンで出場も、ここまでは低調な出来に終わっている。

WBC成績:22-3 本1 点3

35 ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)

15年シーズンにキャリアハイの21本塁打をあげると、昨シーズンは打率.275がキャリアハイ。もともと定評のあった守備は安定感抜群で昨シーズンのDRS(守備防御点)は両リーグトップの+19だった。今大会は下位打線ながら、打率.444と打撃好調。

WBC成績:18-8 本0 点4

44 ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)

昨シーズンは、本塁打が減少し、OPSが.900を下回ったが、四球数リーグ1位。卓越した打撃、パワー、選球眼に加え、32盗塁をあげた走力に高い守備力と非の打ち所がない一塁手。しかし、中軸として期待された今大会は不振で、ホズマーにスタメンを明け渡している。

WBC成績:13-1 本0 点0

31 ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)

15年シーズンまでやや打撃に定評のある二塁手程度だったが、プレーオフで6試合連続本塁打を放ち覚醒すると、ナショナルズ移籍1年目の昨シーズンは打率リーグ2位、OPS1位でMVP投票も2位と大活躍。2塁守備にはやや難あり。今大会はDHとして2試合スタメン出場したが、まだヒットは出ていない。

WBC成績:6-0 本0 点0

5 ジョシュ・ハリソン(パイレーツ)

パイレーツのリードオフマンで走攻守バランスが良い選手だが、選球眼に難があり、アメリカ代表としてはややレベルが落ちる。今大会ここまでヒットなし。

WBC成績:5-0 本0 点0

2 アレックス・ブレグマン(アストロズ)

昨年7月にデビューすると、シュアな打撃を武器にレギュラーに定着した22歳の有望株。本職はショートだが、コレアがいるため、アストロズではサードを守る。4年後の大会では主力として出場している可能性も高い期待のホープ。

WBC成績:4-2 本0 点0

外野手

外野手

7 クリスティアン・イエリッチ(マーリンズ)

現在、メジャーで最も過小評価を受けている選手の一人と言われている25歳外野手。もともと定評のあったシュアな打撃に加え、昨シーズンはパワーも身につけ、初の二桁本塁打どころか21本塁打を放った。守備、走塁も高いレベルで今後さらなる成長が楽しみだ。今大会でもアメリカ代表の3番として安定した打撃を見せている。

WBC成績:20-7 本0 点2

10 アダム・ジョーンズ(オリオールズ)

6年連続25本塁打以上の長打力と4度のゴールデングラブ賞などの高い身体能力が持ち味な一方で、四球の少なさや昨年DRSが-10と落ち込むなど評価の分かれる選手。ただ、今大会では不動のセンターのレギュラーで、特に地元南カリフォルニア(サンディエゴ)で行われた2次リーグでは初戦のベネズエラ戦で8回に値千金の同点弾、さらにドミニカ戦ではマチャドのホームラン性の打球をジャンピングキャッチなど大活躍中。

WBC成績:27-6 本2 点4

22 アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)

14年にMVPを獲得するなど、トラウトと並ぶほどの走攻守揃ったメジャーを代表する外野手だったが、昨年は攻守に精彩を欠き、オフにはトレードも噂された。特にDRS-28だった守備は深刻で、今シーズンからライトへ転向となった。今大会はなかなか調子が上がらなかったが、ドミニカ戦でダメ押しとなる2点タイムリー二塁打を放ち、復調気味。

WBC成績:13-2 本0 点2

27 ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)

14年オフに北米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドルの大型契約を結んだMLB屈指のスラッガー。昨年は前半戦不調に終わったが、それでも去年の打球速度トップ5を独占したパワーは圧巻。ドミニカ戦では弾丸ライナーの勝ち越しツーランを放った。

 

WBC成績:14-3 本1 点3

投手

投手

57 タナー・ロアーク(ナショナルズ)

日本戦の先発投手。昨年は16勝、防御率2点台の好成績を挙げた。150キロ前後ながら大きく変化するツーシームにスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して打ち取る投手。ただ、2番手で登板した一次リーグのドミニカ戦では1.1イニングで3失点と精彩を欠いた。

 

WBC成績:試1 0-0-0 イニング1.1 失点3

29 タイラー・クリッパード(ヤンキース)

​フォーシームと落ちる球を低めに集めるヤンキースのベテランセットアッパー。2年連続シーズン途中での移籍となった昨シーズンは、ヤンキース移籍後、29試合で防御率2.49と活躍した。今大会は、好投していたが、ドミニカ戦でカノーに一発を与え、発失点を喫した。

 

WBC成績:試3 1-0-0 イニング4.1 失点1

47 サム・ダイソン(レンジャーズ)

150キロを超えるシンカーを低めに集めてゴロを打たせる投手。昨シーズン、自身初の抑えを務めると、38セーブを挙げレンジャーズの地区優勝に貢献した。今大会でも3登板で無失点と安定感抜群。

 

WBC成績:試3 0-0-0 イニング4.0 失点0

60 マイケル・ギブンス(オリオールズ)

メジャー3年目で荒削りだが、右のサイドスローから150キロ前後のフォーシームとスライダーで奪三振率11.57を記録したオリオールズのセットアッパー。特に、対右打者には被打率.156と抜群の相性を誇る。ただ、今大会は、コロンビア戦、プエルトリコ戦でともに2失点と不安定。

 

WBC成績:試3 0-0-0 イニング2.1 失点2

18 ルーク・グレガーソン(アストロズ)

150キロを超える球こそないが、スライダーとツーシームを低めに集めゴロを打たせる投手。昨シーズンはシーズン途中に抑えから中継ぎへと移ったが、奪三振率は上昇するなど、内容は悪くなかった。今大会は、ミラー、ロバートソンなどがいる中、抑えを任され、好投を続けている。

 

WBC成績:試3 0-0-2 イニング3.0 失点0

65 ネイト・ジョーンズ(ホワイトソックス)

155キロ前後ながら、微妙に変化するツーシームとスライダーが武器の本格派。実質フルシーズン1年目となった昨シーズンは、与四球率も低く、内容だけでは抑えのロバートオンをしのぐものだった。今大会も3試合に登板し、失点0。

 

WBC成績:試3 0-0-0 イニング2.2 失点0

51 ジェイク・マギー(ロッキーズ)

150キロを超えるストレートを武器に三振を奪うのが持ち味の左の本格派。しかし、15年シーズンに痛めた肩の影響もあってか、昨シーズンは防御率4.73と精彩を欠いた。

 

WBC成績:試2 0-0-0 イニング1.0 失点0

43 マーク・マランソン(ジャイアンツ)

投球は豪速球を投げるわけではなく、カットボールとカーブをコントロール良く投げ分ける技巧派。ここ3シーズンで131セーブはメジャートップのクローザー。昨年オフに4年6200万ドルでジャイアンツと契約した。この準決勝から予備登録からロスター入りし、アメリカ代表のブルペンをさらに厚くさせた。

 

WBC成績:登板なし

24 アンドリュー・ミラー(インディアンス)

201cmの長身で、サイド気味から投げる150キロを超えるフォーシームとメジャー最高とも言われるスライダーで三振を量産する現在メジャー最高のリリーフ投手。チームでは、あえて中継ぎとして場面・イニング問わず重要な場面で投入され、相手の攻撃の芽を次々と摘んでいく。昨年あリーグ優勝決定シリーズでは、勝利した4試合すべてに登板し、7.2イニング被安打わずか3、14奪三振0与四球と圧倒的な投球でMVPに輝いた。ただ、今大会で1次リーグのドミニカ戦では2点リードの8回に逆転3ランを打たれた。

 

WBC成績:試3 0-1-0 イニング2.0 失点4

17 パット・ニーシェック(フィリーズ)

変則サイドスローから投げる、スライダーとシンカーが武器の右殺し。今年からフィリーズに移籍した。今大会でも3試合で未だ、失点を許していない。

 

WBC成績:試3 1-0-0 イニング3.1 失点0

30 デビッド・ロバートソン(ホワイトソックス)

ヤンキース時代の師匠マリアーノ・リベラ直伝のカットボールと縦に大きく割れるナックルカーブが武器のクローザー。ここ3シーズンで110セーブと安定しているが、昨シーズンは与四球率が大幅に悪化するなど​、内容は芳しくなかった。今大会は中盤で投げることが多い。

 

WBC成績:試3 0-0-0 イニング2.2 失点1

bottom of page