ヤンキースは現地24日に抑え投手チャップマンとカブスNo.1プロスペクトSSトーレス、マッキニー、クロフォード、そして半年前放出したミドルリリーバーのウォーレンの1−4のトレードが成立しました。
トッププロスペクトのトーレスを獲得したヤンキースを賞賛する声が多い一方でグレゴリウスが活躍しており、またマイナーにも有望株が多いショートの選手を獲得したことを批判する声もあります。しかし、そういったファンを批判する現地の記事を見つけました。
確かにヤンキースは26歳のディディ・グレゴリウスが活躍しており、マイナーにもホルヘ・マテオを始め数多くの有望株が控えている。獲得可能な選手の中で最も優れた選手なのかロースターとの兼ね合いを重視した上で手薄なポジションの選手を獲得するのかは様々な意見がある。ただ、最も優れた選手は全てのチームにとってプラスであることは間違いない。
トーレスは間違いなくトッププロスペクトである。トーレスは現在マイナートップ24位にランクインされている選手でマテオ(26位)を含めヤンキースのマイナーに所属するどのショートよりも上位である。MLBはトーレスをミート力があり、選球感に優れ、将来15HR打てる見込みがあると分析している。今オフ契約の切れるチャップマンとのトレードでトーレスを獲得するのは当然である。
プロスペクトの将来は誰にも予想することはできない。ディディが成績を落とすかもしれないし、マテオが期待外れに終わるかもしれない。したがって、ヤンキースはトーレスを獲得することで将来ショートに優れた選手を置ける可能性をより高めることができた。
他球団も同様な動きをしている。カブスはスターリン・カストロ、ハビアー・バエズを要していたにもかかわらずアディソン・ラッセルを獲得し、ラッセルは現在カブスで不動のショートのレギュラーである。ディディかマテオかトーレスの誰かがおそらく3年後のヤンキースのショートのレギュラーになり残りの選手はカブスがカストロを放出したようにトレード要員としても活用できる。
あるいは彼らをコンバートすることも可能である。ムーキー・ベッツはもともとセカンドだったが、ペドロイアがいるため外野手にコンバートされた。オリオールズはマチャードをショートからサードにコンバートさせた。もし、ディディやタイラー・ウェイドが活躍していれば、マテオをセカンドにコンバートすれば良い。
トーレスは守備範囲が広く肩も強いため内野手として高い能力があると評価されているためショートだけでなくセカンドやサードにてもプレーさせられるだろう。獲得した現在のセカンドのレギュラー、スターリン・カストロがイマイチな成績を残している。カストロは残り3年の契約があるため、その間にトーレスかマテオをセカンドとして育成することも可能である。
とりあえず、僕はもともとチャップマンはトレードすべきだと思っていたし、トッププロスペクト含む4選手を獲れたなら大成功だと思う。チャップマンはニューヨークが気に入ってるため今オフに復帰するかもしれないし。そして、地味にアダム・ウォーレンの復帰はなんか嬉しいな。去年のようにこれからも三連覇時代のラミロ・メンドーサのような活躍を期待したい。
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