シカゴ・カブス 4−2 ロサンゼルス・ドジャース
1勝2敗から3連勝と底力を見せつけたカブスが71年ぶりのワールドシリーズへ。
カブス絶対有利の下馬評で始まったこのシリーズ。第1戦は同点の8回にチャップマンの代打のモンテロの代打勝ち越し満塁本塁打という劇的な勝利を収めたカブス。しかし、ここで立ちはだかったのがドジャースの絶対的エース・カーショウ。中2日でカブスを7回無失点に抑え、シリーズをタイにすると第3戦もカブス打線を完封し、ドジャースが一歩リードする。劣勢に立たされて第4戦を迎えたカブスだったが、4回にゾブリストのバントヒットから22イニングぶりの得点をあげると、眠っていたラッセル、リゾーに一発が出て大勝すると、第5戦も再びラッセルのホームランなどで打ち勝つ。王手をかけて地元に戻った第6戦もドジャース最後の頼みの綱、第エースのカーショウから5点を奪って、71年ぶりのワールドシリーズへと進出した。ドジャースはカーショウ、ヒル、ジャンセン以外の投手が軒並み崩れ、一時はリードしたものの、3連敗で終戦となった。
第2戦
チャップマンに代打を送って勝負に出た代打モンテロが勝ち越し満塁本塁打
バイエズが本盗に成功。カブス史上1907年ぶりのプレーオフでの本盗成功
8回、無死満塁から2者連続三振をあげたチャップマンから主砲ゴンザレスが同点となる2点タイムリー
核弾頭ファウラーはファインプレー2つにホームランと活躍
第2戦
中2日のエース・カーショウは7回2安打7奪三振無失点と再びスーパーな投球を見せた
試合を通じて唯一の得点は主砲ゴンザレスの一発
カーショウの後をうけたジャンセンが2イニング4奪三振のパーフェクトな出来で試合を締めた
ポストシーズン絶好調のバイエズはこの試合では頭脳プレーでダブルプレーを達成
第3戦
4回2死からアリエタから放ったグランダルのツーランは貴重な中押しだった
NLDSでは結果が出なかった先発ヒルが6回2安打無失点でカーショウに続いた
2戦目まで1安打だったシーガーが3安打と打棒復活
4点差ながら、イニングまたぎとなったジャンセンはブライアントから三振を奪うなどで試合を締めた
第4戦
21イニング連続無得点と絶不調だったCHC打線はゾブリストのバントヒットから一挙4得点
プレーオフ絶不調のラッセルがセンターへのホームランを含む3安打
この試合までプレーオフ26打数2安打だった主砲リゾーにも復活の一発など3安打3打点
6回にはドジャースの守備のミスなどで5点をあげ、一気に試合を決めた
第5戦
1-1のまま続いた試合を決めたのはラッセルの2試合連続センターへの勝ち越しツーラン
バイエズがまたも大活躍!ファインプレーに8回にはダメ押しとなる走者一掃の3点タイムリー2塁打
先発レスターはランナーに揺さぶられる場面があったが、7回1失点とこの日も抜群の安定感を見せた
先発前田は4回途中まで1失点と粘りの投球をしていたが、投手レスターの場面で不本意な降板
第6戦
チャップマンが5アウトセーブで締め、71年ぶりのワールドシリーズ進出決定!
CHC先発ヘンドリクスは8回途中まで2安打無失点と完璧な投球。
大エース、カーショウを初回から2得点と攻略。レフト・トールズの落球も痛かった。
4回のコントレラスに続き、5回にリゾーがソロホームラン。エース・カーショウは5回5失点で力尽きた
MVPにはバイエズ、レスターの2人が受賞
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