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ヤンキース、ミラーをトレード。残り1日、まだ終わってない。


ヤンキースがついに大きな決断を下しました。チャップマンに続いて最強リリーフトリオの一角アンドリュー・ミラーをインディアンスへトレード放出し、2013年ドラ1のトッププロスペクト有望株外野手フレイザー、左腕シェフィールドなど4選手を獲得しました。

チャップマンは今年契約が切れるから、放出するだろうとは思っていたけど、まさかミラーまで出すとは。。まだ年俸も割と安めな契約が2年残っていただけに放出するのは賛否両論上がってます。ただ、僕はもともと、ヤンキースは売り手に回るべきだと思ってたので賛成です。それは以下の理由にて。

① 今年はプレーオフは難しいし、ワールドチャンピオンになるなど確実にありえない。こういった状態が数年続いているし、ベテランたちが契約が切れ始める今、プライドを捨てるべき。

② ベタンセスを抑えとして使うことができる。中継ぎだと登板過多になる傾向があるので、これからリーグ最強のストッパーとなってほしい。

さあ、しかしトレードのデッドラインは現地8/1午後4時、キャッシュマンも「まだ動く」と発言しているので、ここでその他の選手の状況について整理しよう。

OF/DH カルロス・ベルトラン

39歳の今年、OPS880と大活躍しているベルトラン。契約も今年で切れることからこの一ヶ月間チャップマンとともにトレード放出の筆頭格としてあげられていた。ミラーも放出し売り手に回ったヤンキースにとってベルトランをキープすることは無意味であり、放出されることが確実だろう。最新情報(現地7/31、23:00現在)だと、アストロズ、レンジャーズ、インディアンス、そして宿敵レッドソックスと交渉を行っている模様。年齢と契約のことからチャップマン、ミラーのように最有望株を獲得できる可能性は薄いが、彼の打撃力とプレーオフでの強さは需要があるため、それなりの選手を獲得できるだろう。

C ブライアン・マッキャン

ここ二、三日にて急に名前が上がってきたマッキャン。今シーズン、5年85億ドルの大型契約の3シーズン目で現在32歳。ただ、ヤンキースはロメイン、サンチェスと若手の捕手を保持しており、打撃力のある捕手は希少なため需要は間違いなくある。同じくトレード前線に上がっているブリュワーズCルクロイと比べても年俸が大幅に高く2018年まで契約が残っているため、ヤンキースがある程度の年俸を負担しなければならない。個人的にはあまり好きな選手ではないが、ミラーの時同様、交換相手でそれなりの選手を獲得できなければトレードする必要はないと思う。

LF ブレッド・ガードナー

ヤンキースのスタメンにおいて唯一の生え抜きの選手で2017,18年に23億ドル分の契約が残っている現在32歳。マッキャン同様放出する場合ある程度の年俸を負担しなければならない可能性が高く、放出される可能性はそれほど高くない。

CF ジャコービー・エルズベリー

トレードの可能性はほぼない、なぜなら誰も欲しくないからだ。2020年まで年21億ドルの超大型契約が残っており、現時点のヤンキースの契約の中で最悪なものであると考えられる。なんとなく、カール・クロフォードとダブってしまうのはぼくだけだろうか。当時メジャー屈指の俊足巧打の外野手だったクロフォードはレッドソックスと大型契約を果たすも、その後不振に陥りさらに走力も年齢の影響で急激に衰え、やがてドジャースにトレードされ、今シーズン初めまだ2年35億ドル契約が残っていながら解雇されました(つまり、ドジャースは解雇した選手に今年、来年合計35億ドル払う)。クロフォードのようにならないことを祈るしかない。

SP CC・サバシア

7年1億6100万ドルの契約が今年で切れるサバシア。今年はまずまずのシーズンを送っており、2012年以来の一番の成績を残している(そもそも、この成績でここ四年で一番いいシーズンというのが問題だが)。ローテーション4、5番手として獲得を希望するチームが出てくる可能性もある。

SP イバン・ノバ

これまた、今年で契約が切れる予定のノバを残しておく理由はヤンキースにはない。ただ、ここ10試合登板の防御率5.63のノバを獲得したいチームがあるのかは非常に疑問。たとえ放出できたとしても、大した選手は獲得できないだろう。

SP マイケル・ピネダ

ノバ同様、今年不振のピネダ。ただ契約が来年も残っており、奪三振の高さや実績などからノバよりは価値は高いだろう。

SP ネイサン・イオバルディ

ノバ、ピネダとともに不調に終わり、ヤンキース先発陣崩壊の原因の一人のイオバルディ。状況はピネダとほぼ同じだろう。

1B マーク・テシェーラ

まず、トレードは確実にないでしょう。なぜなら欲しいチーム、、あるわけないですよね。今オフに契約が切れるので、解雇するか契約が切れるのを静かに待つかですね。

DH アレックス・ロドリゲス

おとといの4三振で最後の希望も無くなったA-Rod。テシェーラと違い来年まで契約が残っているだけにヤンキースがカットするか残すのか見ものです。

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