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MLBプレーオフチーム分析 クリーブランド・インディアンス


オーダー

D サンタナ

4 キプニス

6 リンドーア

3 ナポリ

5 ラミレス

9 チゼンホール

7 クリスプ

8 ネイクイン

2 ペレス

投手成績

SP クルーバー

SP トムリン

SP バウアー

SP クレビンジャー

SP サラザー

RP マンシップ

RP マカリスター

RP オテロ

RP ショウ

RP ミラー

CL アレン

チーム成績:94-67(AL中地区1位)

チーム打撃:1試合平均得点|4.80 (2) 打率|.262 (4) HR|185 (10) 盗塁|134 (1) OPS|.759 (4)

圧倒的な主砲こそいないものの、2年目のリンドーアを中心に下位打線までバランスのある打線で得点数はリーグ2位。また、機動力のもあり、盗塁数1位だけでなく、チーム全体として、状況判断やベースランニングなど数字には見えないチームとして高い走塁技術もある。

チーム投手:防御率|3.84 (2) 先発防御率|4.08 (2) リリーフ防御率|3.45 (2) 失策|72 (1) DRS|+59 (2) 

MLB屈指の先発投手陣と言われていたが、9月に2番手のカラスコが今季絶望、さらに3番手のサラザーも故障し、クルーバーを除いた先発陣にやや不安が残る。一方でリリーフ陣はクローザーのアレンを中心にミラー、ショウ、オテロなど数、質ともに盤石の体制を誇っており、先発陣をどれだけサポートできるかがポイントとなりそうだ。

ディビジョンシリーズハイライト vs.BOS

 

打撃陣(投、打)

41 DH/1B サンタナ(右、両)

G|158 AVG|259 HR|34 RBI|87 SB|5 OBP|366 OPS|865 WAR|3.0

対右ミート|E 対左ミート|E パワー|A 走力|E 守備力|E

走力はないが、シーズン途中から出塁率の高さを買われ、1番を任せられると、見事にハマり、自身初の30本塁打を達成した。体格も1番打者とは思えない巨漢(180cm、95kg)。

22 2B キプニス(右、左)

G|156 AVG|275 HR|23 RBI|82 SB|15 OBP|343 OPS|811 WAR|4.1

対右ミート|D 対左ミート|D パワー|B 走力|B 守備力| C

ここ数年、安定した成績を収め続けている中距離砲の2塁手。今年は初の20本塁打を放った一方で、5年連続の二桁盗塁でバランスの良い成績を収めた。

12 SS リンドーア(右、両)

G|158 AVG|301 HR|15 RBI|78 SB|19 OBP|358 OPS|794 WAR|5.7

対右ミート|B 対左ミート|C パワー|D 走力|B 守備力|A

若干23歳、2年目のショートは走攻守ともに高いレベルにあり、去年、今年の活躍でチームを代表する選手となった。ただ、9月に打率.238とやや低迷。キプニスとの二遊間コンビはチーム最大の売り。

26 1B ナポリ(右、右)

G|150 AVG|239 HR|34 RBI|101 SB|5 OBP|335 OPS|800 WAR|1.0

対右ミート|E 対左ミート|D パワー|A 走力|E 守備力|E

1年契約で加入した34歳のベテランは打率こそ低いものの、キャリアハイの34本塁打を放ち、打線にパワーを与えた。2013年レッドソックスで優勝も経験。元々はキャッチャーだった。

11 3B/LF ラミレス(右、両)

G|152 AVG|312 HR|11 RBI|76 SB|22 OBP|363 OPS|825 WAR|3.9

対右ミート|B 対左ミート|B パワー|D 走力|B 守備力|D

昨年打率.219から一気に才能を開花させた24歳。シュアな打撃だけでなく、足も速くキプニス、リンドーアとの内野陣は今後5年は安泰か。怪我で29試合しか出場できなかった主力のブラントリーの穴を見事に埋めた。

8 RF チゼンホール(右、左)

G|126 AVG|286 HR|8 RBI|57 SB|6 OBP|328 OPS|767 WAR|1.4

対右ミート|C 対左ミート|F パワー|D 走力|C 守備力|D

安定した打撃で下位打線に厚みを出す左の好打者。昨年、サードからライトへコンバートした。左投手相手にはスタメンを外れることが多かったが、ALDS第2戦ではプライスからスリーランホームラン。

4 LF クリスプ(右、両)

G|122 AVG|231 HR|13 RBI|55 SB|10 OBP|302 OPS|698 WAR|0.4

対右ミート|F 対左ミート|E パワー|E 走力|C 守備力|C

9月に11年ぶりに古巣へ復帰した36歳のベテラン。ただ不動のトップバッターだった当時に比べ能力は衰えつつある。同じ両打ちの外野手でプレーオフ出場停止のアルモンテの穴をどこまで埋められるのか?

30 CF ネイクイン(右、左)

G|116 AVG|296 HR|14 RBI|43 SB|6 OBP|372 OPS|886 WAR|0.9

対右ミート|C 対左ミート|E パワー|C 走力|D 守備力|E

新人ながら、1シーズン通してコンスタントに活躍し、打線の層の厚さをもたらした。ただ、左投手相手にはほとんど打席に立つことはない。また、守備はDRS、UZRともにマイナスでこれからの改善を期待した。

55 C ペレス(右、右)

G|61 AVG|183 HR|3 RBI|17 SB|0 OBP|285 OPS|579 WAR|0.5

対右ミート|G 対左ミート|F パワー|E 走力|E 守備力|C

正捕手のゴームスが戦線離脱後、主にレギュラー捕手として出場したが、他のプレーオフチームの正捕手と比べると、明らかに見劣りがする。ただ、ALDS第1戦では22勝投手ポーセロからホームランを放つなどラッキーボーイ的な存在となった。

10 C ゴームス(右、右)

G|74 AVG|167 HR|9 RBI|34 SB|0 OBP|201 OPS|527 WAR|-0.8

対右ミート|F 対左ミート|F パワー|E 走力|E 守備力|C

攻守ともにハイレベルな捕手だが、今シーズンは極度の不調が続き、さらに7月に肩を脱臼し、戦線離脱するなど散々な1年となってしまった。プレーオフでの出場も危ぶまれていたが、シーズン最終週に戦線復帰し、ロースター入りしている。

1 UT マルティネス(右、両)

G|59 AVG|242 HR|1 RBI|4 SB|0 OBP|265 OPS|581 WAR|0.1

対右ミート|F 対左ミート|F パワー|E 走力|D 守備力|D

内外野ともにそつなくこなすユーティリティーでベンチには欠かせないバイプレーヤー。

20 LF/CF デイビス(右、右)

G|134 AVG|249 HR|12 RBI|48 SB|43 OBP|306 OPS|693 WAR|0.4

対右ミート|E 対左ミート|E パワー|D 走力|A 守備力|D

35歳ながらスピードがあり、今年のAL盗塁王。だが、打撃力の低さなどから、9月からは主に左投手が先発時のスタメンと出場機会を減らしている。

6 RF/LF ガイヤー(右、右)

G|101 AVG|266 HR|9 RBI|32 SB|3 OBP|372 OPS|795 WAR|1.7

対右ミート|F 対左ミート|B パワー|E 走力|D 守備力|D

トレードデッドラインでレイズから移籍した左殺し。外野のレギュラー陣が軒並み左投手相手に成績が芳しくないため、左投手先発時にはスタメンに入ることが多い。

 

投手陣

28 SP クルーバー(右)

G|32 W|18 L|9 IP|215.0 K/9|9.50 BB/9|2.39 WHIP|1.06 ERA|3.14

平均球速|92.5 持ち球|高速シンカー、スライダー、カーブ、フォーシーム 

ALサイヤング賞候補にもあげられるエース。カラスコ、サラザーが離脱した中、大車輪の活躍が期待される。最後の登板で脚を痛め、心配させたが、大事には至らずALDS第2戦では圧巻の投球を披露した。高速シンカーとスライダが軸で横の揺さぶりで勝負する。

47 SP バウアー(右)

G|35 W|12 L|8 IP|190.0 K/9|7.96 BB/9|3.32 WHIP|1.31 ERA|4.26

平均球速|93.2 持ち球|フォーシーム、カーブ、ツーシーム、カッター、チェンジアップ

球に威力があり、2年連続二桁勝利を達成した。もともと、4番手だったが先発陣に故障者が続出し、ALDSでは初戦を任された。武器は縦に割れるカーブ。

43 SP トムリン(右)

G|30 W|13 L|9 IP|174.0 K/9|6.10 BB/9|1.03 WHIP|1.19 ERA|4.40

平均球速|87.7 持ち球|カッター、フォーシーム、カーブ、シンカー、チェンジアップ

2011年以来の二桁勝利を挙げた技巧派右腕。コントロールが良くBB/9はリーグトップの一方で球威が無いため、甘く入ると長打を食らう傾向がある。 

52 SP クレビンジャー(右)

G|17 W|3 L|3 IP|53.0 K/9|8.49 BB/9|4.92 WHIP|1.49 ERA|5.26

平均球速|93.4 持ち球|フォーシーム、チェンジアップ、スライダー、カーブ

8月にプロ初勝利を挙げたばかりのルーキー。現時点では故障者が続出し、繰り上がりで4番手となっているが、クルーバー、バウアー、トムリンの3投手で先発を回す案もあり、先発できるかはまだ不明。

31 SP サラザー(右)

G|25 W|11 L|6 IP|137.1 K/9|10.55 BB/9|4.13 WHIP|1.34 ERA|3.87

平均球速|94.7 持ち球|フォーシーム、チェンジアップ、ツーシーム、スライダー

前半戦だけで10勝、防御率も2.75と好調で一時期はサイヤング賞投手候補にもあげられた剛腕右腕だが、後半戦、怪我の影響で一気に失速してしまった。一度復帰したが、9月に再び右腕を痛め、プレーオフでの登板のめどは未だに立ってない。

53 RP マンシップ(右)

G|53 W|2 L|1 HLD|6 K/9|7.48 BB/9|4.57 WHIP|1.43 ERA|3.12

平均球速|91.0 持ち球|ツーシーム、カーブ

34 RP マカリスター(右)

G|53 W|3 L|2 HLD|7 K/9|9.29 BB/9|3.96 WHIP|1.45 ERA|3.44

平均球速|94.2 持ち球|フォーシーム、カーブ、ツーシーム、カッター 

61 RP オテロ(右)

G|62 W|5 L|1 HLD|3 K/9|7.26 BB/9|1.27 WHIP|0.91 ERA|1.53

平均球速|90.3 持ち球|高速シンカー、フォーシーム、スライダー、チェンジアップ 

昨年6点台と不調に陥り、アスレチックスから移籍した右のサイドスロー投手。今年は見事に復活し、防御率1点台、WHIPは1を切った。サイドスローだが、左打者も全く苦にしない。高速シンカーが投球の半分を占める。

27 RP ショウ(右)

G|75 W|2 L|5 HLD|25 K/9|9.32 BB/9|3.78 WHIP|1.26 ERA|3.24

平均球速|92.8 持ち球|カッター、スライダー

インディアンス移籍後4年連続で70試合以上の登板をしているタフネス。投球の8割はカットボール。前半戦、失点するケースが目立ったが、後半戦防御率2.32と復調した。

24 RP ミラー(左)

G|72 W|10 L|1 HLD|25 K/9|14.89 BB/9|1.09 WHIP|0.69 ERA|1.45

平均球速|94.5 持ち球|スライダー、フォーシーム

トレードデッドラインで世界一への最後の1ピースとしてヤンキースから移籍してきた左のサイドハンド。移籍後はセットアップマンとして変わらず安定した投球を見せ、また8回からだけでなく試合後半であればフランコーナ監督が試合のターニングポイントであると考えた場面ではどこでも登板する。

37 CL アレン(右)

G|67 W|3 L|5 SV|32 K/9|11.51 BB/9|3.57 WHIP|1.00 ERA|2.51

平均球速|94.2 持ち球|フォーシーム、ナックルカーブ

ここ3年で90セーブを挙げたインディアンス不動のクローザー。威力のあるフォーシームと縦に割れるナックルカーブで三振を挙げていく本格派。ミラーとともに強力なリリーフ陣を形成する。

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