今年のレギュラーシーズンも残り10試合前後となったMLB。地区ごとの優勝はすでに決めているカブスを始め、特に僅差のところもない状況です。一方、AL、NLともにワイルドカード争いが大混戦の状況。ここで改めて各チームの展望をしていきましょう。
アメリカンリーグ
残り10試合を切った状況の中、4ゲーム差の中に6チームがいる大混戦の状況。6位のヤンキースもまだ、ブルージェイズ、オリオールズ両チームとの直接対決が3試合ずつ残っており、予断を許さない状況だ。順当にいけば、首位のブルージェイズ、そしてここにきて2位に浮上してきたタイガースが有力だが、まだ予断は許さない。
トロント・ブルージェイズ
日程:
9/23~26 vsヤンキース(H)
9/27~29 vsオリオールズ(H)
9/30~10/2 vsレッドソックス (A)
(+)トップに位置しており、残り試合数的にもタイガース、オリオールズ以外はやや余裕がある
(+)ヤンキース、オリオールズとの直接対決をホームで戦える
(+)先発防御率はAL1位と安定感抜群
(ー)9月に入り、7-12と大ブレーキ。
(ー)9月の得点数リーグ最下位。ドナルドソン、マーティン、ソーンダース、アップトンが9月打率1割台と不調。
デトロイト・タイガース
日程:
9/23~25 vsロイヤルズ(H)
9/26~29 vsインディアンス(H)
9/30~10/2 vsブレーブス (A)
(+)ここにきて、オリオールズを抜いて圏内の2位に浮上。
(+)最終3連戦が下位チームのブレーブス戦
(+)9月主砲カブレーラが6本塁打、さらにここ7試合でアップトンが4本塁打
(ー)9月に入り先発陣はバーランダーとノリスしか勝ち星を挙げていない
(ー)正2塁手キンスラーが脳震盪で欠場中
(ー)リリーフ防御率がAL12位と不安
ボルティモア・オリオールズ
日程:
9/23~25 vsダイヤモンドバックス(H)
9/27~29 vsブルージェイズ(A)
9/30~10/2 vs ヤンキース (A)
(+)AL1位の本塁打数を誇る重量打線
(+)シーズン通してだと、AL11位の防御率だが、9月はAL2位と健闘
(+)絶対的ストッパー、ブリントンを擁しており、リードして終盤を迎えれば勝利の可能性が高い
(ー)ここにきて、レッドソックスに4タテされワイルドカード圏外に降格
(ー)レギュラー陣で9月の打率が.270を超えているのがハーディーのみ
(ー)ブルージェイズとの天王山をアウェイで戦う
ヒューストン・アストロズ
日程:
9/23~25 vsエンジェルス(H)
9/26~28 vsマリナーズ(H)
9/30~10/2 vsエンジェルス (A)
(+)下位チームエンジェルスとの試合を6試合も残している
(+)リリーフ防御率がリーグ2位と安定
(ー)依然、圏内と1.5ゲーム差
(ー)奇跡を起こすほどの爆発力をあまり感じない
シアトル・マリナーズ
日程:
9/23~25 vsツインズ(A)
9/26~28 vsアストロズ(A)
9/29~10/2 vsアスレチックス (H)
(+)9月は8連勝を含む12-8と好調
(+)ライバルに比べ。ツインズやアスレチックスなど下位チームとの対戦が多く、日程的に楽
(ー)ここにきて、ライバルのアストロズ、ブルージェイズとのホームでの3連戦に負け越し。勢いが途切れつつある
(ー)圏内のタイガースと残りわずか10試合ながら、2ゲーム差ある
(ー)ここ7試合、クリーンアップのカノー、クルーズ、シーガーが全員1割台
ニューヨーク・ヤンキース
日程:
9/23~26 vsブルージェイズ(A)
9/27~29 vsレッドソックス(H)
9/30~10/2 vsオリオールズ(H)
(+)ゲーム差は離れているが、ライバルのブルージェイズ、オリオールズと3連戦を残している
(+)ここにきて、新人サンチェスが再び絶好調。ここ7試合で5本塁打
(ー)残り10試合だが、圏内と3ゲーム差とかなり離されている
(ー)エース田中が右腕の張りで次回登板回避
(ー)レッドソックスに4タテされ、ミラクルへの勢いが完全になくなった
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