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試合プレビュー:スティーラーズvs. イーグルス

ペンシルバニア対決となるピッツバーグ・スティーラーズ対フィラデルフィア・イーグルス戦はともに2-0で迎えることになった。この試合は日本時間26日の早朝5:25よりフィラデルフィアで行われる。

スティーラーズQBのベン・ロスリスバーガーはスティーラーズを2度のスーパーボウル制覇に導くなど、実力・経験ともに申し分ないNFLを代表するQBである。一方、イーグルスのQBはルーキーながらイーグルスを開幕2連勝に導いた、今赤丸急上昇のカーソン・ウェンツ。

スティーラーズは第1節にワシントン・レッドスキンズ、第2節にAFL北地区ライバルのシンシナティ・ベンガルズを破り開幕2連勝。しかし、スティーラーズの戦力を考えると順当の結果であると言われている。

一方のイーグルスも開幕2連勝を果たしたが、これは決して予想されていたものではなかった。QBウェンツは開幕1週間前はスタメンで出場する予想さえされていなかった。だが、イーグルスはレギュラーQBだったサム・ブラッドフォードをトレードで放出し、ルーキーのウェンツを正QBに据える決断をした。今オフさらにダグ・ピーダーソンの新ヘッドコーチ就任やフロントオフィスも大刷新があり、イーグルスにとって今シーズンは若手への大きな転換期であり苦戦するものだと考えられていた。

だが、ドラフト1巡目ルーキーQBウェンツがチームをけん引し、ルーキーでインターセプションなしでの開幕2連勝を果たすという史上初のQBとなった。そして、過去2試合に比べより強豪チームであるスティーラーズと対戦する。スティーラーズ守備陣はここまでわずか2回しかタッチダウンを許していない。ここ2試合でパスで695ヤード許したが、1プレー平均はわずか7.2ヤードである。スタメンCBのロス・コックレルはここ数年スティーラーズの課題であったバックハーフの守備を改善させた。コックレルはフィールドのどこでも相手のエースWRに対して問題なく対応できる。

一方、イーグルスの課題は頼りになるエースのワイドレシーバーがいないことだ。ジョーダン・マシューズとネルソン・アグホローは安定した選手だが、エースとは言い難い。対するスティーラーズは若手のサミー・コーツが活躍、さらにリーグを代表するWRアントニオ・ブラウンもいる。ただ、ブラウンは前節のベンガルズ戦ではわずか4回のキャッチ成功、39YDSにとどまっている。イーグルス守備陣もここまでパスで194ヤードしか許しておらず、これはリーグ5位の数字だ。また、平均わずか12失点のみと守備陣は好調だ。ただ、40ヤード以上のパスをすでに3本決められており、ブラウンやコーツに対するロングパスへの対応ができるかも鍵となる。

注目選手

スティーラーズ

イーグルス

11 QB カーソン・ウェンツ

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