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MLBプレーオフチーム分析 ボルティモア・オリオールズ


オーダー

8 ジョーンズ

7 金

5 マチャード

D トランボ

2 ウィータース

3 デービス

4 スクープ

6 ハーディー

9 ボーン

投手成績

SP ティルマン

SP ガウスマン

SP バンディー

SP ヒメネス

SP マイリー

RP オデイ

RP ハンター

RP ハート

RP ギブンス

RP ブラーチ

CL ブリットン

チーム成績:89-73(東地区3位、ワイルドーカード2位)

チーム打撃:1試合平均得点|4.59 (7) 打率|.256 (9) HR|253 (1) 盗塁|19 (15) OPS|.760 (3)

本塁打王に輝いたトランボ、主砲マチャードなど6人が20本塁打以上でチーム本塁打はリーグトップ。長距離砲が多い中、粗い打撃の選手も多く、盗塁はチーム全体で20以下という壊滅的な数字。

チーム投手:防御率|4.22 (10) 先発防御率|4.72 (13) リリーフ防御率|3.40 (1) 失策|80 (4) DRS|-29 (12)

先発陣はティルマンを除くと、信頼できる投手にかけたのが数字にも表れている。一方で歴史的なシーズンとなったクローザーのブリットンを中心とした救援陣は安定感があった。守備陣はマチャードを中心とした強固な内野陣に比べ、外野陣は守備力の低い選手が揃ってしまった。 

 

打撃陣(投、打)

10 CF ジョーンズ(R、R)

G|152 AVG|265 HR|29 RBI|83 SB|2 OBP|310 OPS|746 WAR|1.1

対右ミート|C 対左ミート|F パワー|B 走力|C 守備力|E

今年も高い長打力を発揮し、6年連続25本塁打を達成した一方で、例年通り、出塁率が低く、リードオフマンとしては物足りない。守備の数値もDRSが-10と芳しくなかった。

25 LF 金(R、L)

G|95 AVG|302 HR|6 RBI|22 SB|1 OBP|382 OPS|801 WAR|0.6

対右ミート|B 対左ミート|G パワー|D 走力|D 守備力|F

韓国の安打製造器はMLB1年目でも高い打撃力を披露した。守備は上手くなく、左投手時はレイモンドにスタメンを譲る。

13 3B/SS マチャード(R、R)

G|157 AVG|294 HR|37 RBI|96 SB|0 OBP|343 OPS|876 WAR|6.7

対右ミート|D 対左ミート|B パワー|A 走力|C 守備力|A

24歳ながら、すでにチームの顔となったオリオールズの主砲。今年は昨年MVPのドナルドソンを抑えてオールスターでAL3塁手のスタメンとなった。守備力も高く、すでにゴールデングラブ賞2回受賞。

45 DH/RF トランボ(R、R)

G|159 AVG|256 HR|47 RBI|108 SB|2 OBP|316 OPS|850 WAR|1.6

対右ミート|D 対左ミート|G パワー|A 走力|E 守備力|E

MLB今年最大のサプライズとも言える選手。元々、2013年に34本塁打を放つなど長打力はあったが、ここ不調に喘いでいた。オリオールズに移籍した今年一気にブレイクし、本塁打王に輝いた。

32 C ウィータース(R、S)

G|124 AVG|243 HR|17 RBI|66 SB|1 OBP|302 OPS|711 WAR|1.7

対右ミート|E 対左ミート|F パワー|C 走力|E 守備力|D

過去のトッププロスペクトも今年で30歳。捕手としては高い長打力があるが、以前の期待値からすると、物足りない。今オフFA。

19 1B デービス(R、L)

G|157 AVG|221 HR|38 RBI|84 SB|1 OBP|332 OPS|792 WAR|3.0

対右ミート|F 対左ミート|F パワー|A 走力|E 守備力|C

去年2度目の本塁打王に輝き、オフに7年総額1億6000万ドルで再契約したスラッガー。今年も38本塁打を放ったが、元々、打率は低い選手だが、今年は特に低かった。

6 2B スクープ(R、R)

G|162 AVG|267 HR|25 RBI|82 SB|1 OBP|298 OPS|752 WAR|2.1

対右ミート|D 対左ミート|E パワー|B 走力|D 守備力|D

3年目25歳の二塁手はキャリアハイの25本塁打を放ち、全試合出場を果たした。一方で四球が極端に少なく、出塁率は.300にも届かなかった。

2 SS ハーディー(R、R)

G|115 AVG|269 HR|9 RBI|48 SB|0 OBP|309 OPS|716 WAR|1.9

対右ミート|D 対左ミート|D パワー|C 走力|D 守備力|C

パンチ力と堅実な守備が売りのベテランのショート。今年も途中戦線離脱したものの、昨年の不調から比べると、まずまずの成績を収めた。9月打率.326とプレーオフに向けて調子を上げてきた。

1 RF/CF ボーン(R、L)

G|113 AVG|264 HR|5 RBI|38 SB|15 OBP|314 OPS|684 WAR|0.3

対右ミート|E 対左ミート|F パワー|E 走力|B 守備力|C

8/31にトレードで加入。09~11年の盗塁王だが、スピードはだいぶ衰えた。しかし、9月終盤アルバレスに代わり、スタメンで起用された。

36 C ジョセフ(R、R)

G|49 AVG|174 HR|0 RBI|0 SB|0 OBP|216 OPS|413 WAR|-1.0

対右ミート|F 対左ミート|F パワー|E 走力|E 守備力|C

過去2年はウィータースが怪我をしていたため、出場機会も多くまずまずの成績を残していたが、今年は出場数も減り、成績も落とした。

3 IF フラハティ(R、L)

G|74 AVG|217 HR|3 RBI|15 SB|2 OBP|291 OPS|610 WAR|0.4

対右ミート|F 対左ミート|E パワー|D 走力|D 守備力|C

内野も外野も守れるユーティリティープレイヤー。打撃は非力なため、レギュラーになる力はない。

14 LF/RF ライモンド(R、R)

G|104 AVG|222 HR|6 RBI|15 SB|1 OBP|300 OPS|665 WAR|-0.4

対右ミート|E 対左ミート|B パワー|E 走力|D 守備力|D

左投手を苦手にしているチームにとっては貴重な左殺しの外野手。

24 DH アルバレス(R、L)

G|109 AVG|249 HR|22 RBI|49 SB|1 OBP|322 OPS|826 WAR|0.7

対右ミート|E 対左ミート|E パワー|B 走力|E 守備力|F

パイレーツから加入した今年も低打率+長打は相変わらず。ただ、9月は打率.213で終盤の勝負所でスタメンを外されてしまった。

 

投手陣(投)

30 SP ティルマン(右)

G|30 W|16 L|6 IP|172.0 K/9|7.33 BB/9|3.45 WHIP|1.28 ERA|3.77

平均球速|91.3 持ち球|フォーシーム、スライダー、チェンジアップ、カーブ

突出した球はないが、不安定な投手陣の中でチームトップの16勝を挙げ、エースとなった。ワイルドカードゲームでの先発も任される。

39 SP ゴーズマン(右)

G|30 W|9 L|12 IP|179.2 K/9|8.72 BB/9|2.35 WHIP|1.28 ERA|3.61

平均球速|94.7 持ち球|フォーシーム、スプリッター、スライダー

威力あるストレートが武器である若手右腕。8月以降に7勝を挙げ、プレーオフだけでなく来季以降にも期待が持てる。

37 SP バンディー(右)

G|36 W|10 L|6 IP|109.2 K/9|8.53 BB/9|3.45 WHIP|1.38 ERA|4.02

平均球速|93.8 持ち球|フォーシーム、チェンジアップ、カーブ、スライダー

後半戦から先発に回り、見事二桁勝利を果たす。ホームでの防御率が3点台の一方で、アウェイでは5点台と精彩を欠いた。

31 SP ヒメネス(右)

G|29 W|8 L|12 IP|142.1 K/9|7.90 BB/9|4.55 WHIP|1.56 ERA|5.44

平均球速|89.9 持ち球|フォーシーム、ツーシーム、スライダー、スプリッター、カーブ

2010年に19勝を挙げた右腕も、今シーズンは開幕から不安定な投球が続いた。しかし、後半戦は防御率2点台と調子を上げてきており、プレーオフでは先発ローテに入る可能性が高い。

38 SP マイリー(左) 

G|30 W|9 L|13 IP|166.0 K/9|7.43 BB/9|2.66 WHIP|1.42 ERA|5.37

平均球速|90.3 持ち球|フォーシーム、スライダー、チェンジアップ、カーブ、ツーシーム

マリナーズで7勝を挙げ、シーズン途中にトレードでオリオールズに加入したが移籍後はわずか2勝、防御率6点台と炎上を繰り返した。

56 RP オデイ(右)

G|21 W|0 L|0 HLD|1 K/9|9.42 BB/9|2.51 WHIP|1.33 ERA|5.02

平均球速|86.2 持ち球|スライダー、フォーシーム、シンカー 

昨オフ4年3100万ドルという中継ぎ投手としては破格の契約をした右のサイドハンド。今年は怪我に泣かされ、成績を落とした。

29 RP ハンター(右)

G|33 W|2 L|2 HLD|1 K/9|6.09 BB/9|2.12 WHIP|1.26 ERA|3.18

平均球速|94.5 持ち球|ツーシーム、フォーシーム、カッター、カーブ

昨年途中にトレードで放出されたが、今年は逆にシーズン途中にインディアンスから加入し、移籍後は防御率2点台前半と好投。レンジャーズ時代にはプレーオフ経験が豊富。

58 RP ハート(左)

G|22 W|0 L|0 HLD|4 K/9|5.89 BB/9|2.95 WHIP|0.98 ERA|0.49

平均球速|87.7 持ち球|スライダー、シンカー、フォーシーム、チェンジアップ

7月にメジャーデビューすると左の中継ぎとして、好投を連発。スライダー中心の投球を見せる。

60 RP ギブンス(右)

G|66 W|8 L|2 HLD|13 K/9|11.57 BB/9|4.34 WHIP|1.27 ERA|3.13

平均球速|94.2 持ち球|フォーシーム、チェンジアップ、スライダー、ツーシーム

フルシーズン1年目の今シーズン、66試合に登板し、高い奪三振率を誇ったパワーピッチャー。ブラック、ブリットンとの後ろ三枚は安定感抜群。

35 RP ブラック(右)

G|71 W|10 L|4 HLD|24 K/9|10.48 BB/9|2.85 WHIP|1.04 ERA|2.05

平均球速|94.5 持ち球|フォーシーム、シンカー、スライダー

ブリットンの陰には隠れていたが、セットアップとして素晴らしい活躍を見せた。ギブンスとともにブリットンに完璧に繋げる。 

53 CL ブリットン(左)

G|69 W|2 L|1 SV|47 K/9|9.94 BB/9|2.42 WHIP|0.84 ERA|0.54

平均球速|96.3 持ち球|シンカー、スライダー

セーブ失敗0、1シーズン50イニング以上投げた投手の中でMLB史上最高の防御率と完璧な投球を披露。サイ・ヤング賞候補にも挙げられている絶対的守護神。投球の9割以上は高速シンカー(自称ワンシーム)

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