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MLBプレーオフチーム分析 サンフランシスコ・ジャイアンツ


オーダー

8 スパン

3 ベルト

2 ポージー

9 ペンス

6 クロフォード 

5 ヌニェス

7 パガン

4 パニック

投手陣

SP バムガーナー

SP クエート

SP サマージャ

SP ムーア

RP ギアリン

RP ロウ

RP ストリックランド

RP ロペス

RP スミス

RP カシーヤ

CL ロモ

チーム成績:87-75(NL西地区2位、ワイルドーカード2位)

チーム打撃:1試合平均得点|4.41 (9) 打率|.258 (4) HR|130 (13) 盗塁|79 (8) OPS|.728 (9)

確実性のある選手が揃っているが、20本塁打以上打った選手は一人もいなかった。後半戦は貧打に苦しみ、後半戦の得点数はリーグワースト3位だった。前半戦のように一発に頼らず、打線の繋がりを心がけてほしい。

チーム投手:防御率|3.65 (4) 先発防御率|3.71 (4) リリーフ防御率|3.65 (9) 失策|72 (1) DRS|+59 (2) 

今年もバムガーナーが健在の中で、移籍してきたクエート、サマージャも1年間ローテーションを守ることができた一方でケインやピービーなどのベテラン投手は不調に終わった。リリーフは後半戦、9月終盤は崩れるケースが目立ちシーズン通して抑えだったカシーヤを外し、ロモとスミスを中心に回した。守備はポージー、クロフォード、ベルトなど固い内野陣が魅力。

 

打撃陣(投、打)

2 CF スパン(左、左)

G|143 AVG|266 HR|11 RBI|53 SB|12 OBP|331 OPS|712 WAR|1.0

対右ミート|C 対左ミート|F パワー|E 走力|B 守備力|E

今年、3年3100万ドルで加入した俊足巧打のベテラン。後半戦不調だったチームの中で前半に比べ調子を上げた数少ない選手。(前半:.248、後半:.287)

9 1B ベルト(左、左)

G|156 AVG|275 HR|17 RBI|82 SB|0 OBP|394 OPS|868 WAR|4.3

対右ミート|D 対左ミート|D パワー|C 走力|D 守備力|C

今年、オールスターに初選出された中距離砲。前半戦3割をマークしたが、7、8月調子を落とした。しかし、9月に入りやや復調。守備も上手い。

28 C ポージー(右、右)

G|146 AVG|288 HR|14 RBI|80 SB|6 OBP|362 OPS|796 WAR|4.7

対右ミート|D 対左ミート|C パワー|D 走力|D 守備力|A

29歳ながら、優勝経験3度、MVP受賞1回のMLBを代表するキャッチャー。今年は打撃が例年に比べ振るわず、後半戦は本塁打わずか3本。しかし、守備成績を昨年から大いに上げてきている。

8 RF ペンス(右、右)

G|106 AVG|289 HR|13 RBI|57 SB|1 OBP|357 OPS|808 WAR|1.9

対右ミート|C 対左ミート|E パワー|C 走力|D 守備力|D

不恰好なプレースタイルが話題になる選手。高級取りだが、わずか52試合出場に終わった昨年に続き、今年も故障してしまい、6、7月はほぼ出場できず。ただ9月は打率.314、5本塁打と好調だった。

35 SS クロフォード(右、左)

G|155 AVG|275 HR|12 RBI|84 SB|7 OBP|342 OPS|772 WAR|4.5

対右ミート|D 対左ミート|D パワー|D 走力|C 守備力|B

昨年、シルバースラッガー賞とゴールデングラブ賞をそれぞれ初受賞。今年も本塁打数こそ下げたが、キャリアハイの打率をマーク。守備も相変わらずの上手さだ。

10 3B ヌニェス(右、右)

G|141 AVG|288 HR|16 RBI|67 SB|40 OBP|325 OPS|758 WAR|2.3

対右ミート|C 対左ミート|E パワー|D 走力|A 守備力|D

今年、ツインズで突如才能を開花し、打撃成績で全てにおいてキャリアハイを上げた。シーズン途中にジャイアンツへ移籍した。しかし、シーズン終盤に太ももを痛め、プレーオフどこまで出場できるか不明。

16 LF パガン(右、両)

G|129 AVG|277 HR|12 RBI|55 SB|15 OBP|331 OPS|750 WAR|1.0

対右ミート|D 対左ミート|E パワー|D 走力|B 守備力|E

35歳のベテランだが、スパンの加入によりレフトへコンバート。9月、打率1割台と不調だったため、シーズンほぼ2番で固定されていたが、終盤に下位に降格した。

12 2B パニック(右、左)

G|127 AVG|239 HR|10 RBI|62 SB|5 OBP|315 OPS|695 WAR|1.1

対右ミート|E 対左ミート|F パワー|E 走力|D 守備力|D

昨年までの2シーズン、規定打席にこそ達していたなかったが、3割を上げていたものの、3年目の今年は逆に自己最高の出場数だったが、打撃成績を大きく落としてしまった26歳。

14 C  ブラウン(右、右)

G|75 AVG|237 HR|5 RBI|19 SB|0 OBP|283 OPS|647 WAR|0.0

対右ミート|F 対左ミート|E パワー|E 走力|E 守備力|E

フルシーズン1年目となった24歳の若手はポージーの控え捕手ながらもまずまずの成績を上げた。今後どのように成長するのか楽しみだ。

21 3B ギラスピー(右、左)

G|101 AVG|262 HR|6 RBI|25 SB|1 OBP|307 OPS|747 WAR|1.1

対右ミート|E 対左ミート|F パワー|E 走力|D 守備力|B

左の代打兼控えのサード。ヌニェスが故障中のため、プレーオフではサードでのスタメンが増えるかもしれない。

1 IF アドリアンザ(右、両)

G|40 AVG|254 HR|2 RBI|7 SB|0 OBP|299 OPS|679 WAR|0.0

対右ミート|G 対左ミート|D パワー|E 走力|D 守備力|E

内野のユーティリティー選手。内野の控え選手としてチームに欠かせないピースだ。

7 OF ブランコ(左、左) 

G|106 AVG|224 HR|1 RBI|18 SB|6 OBP|309 OPS|620 WAR|-1.0

対右ミート|F 対左ミート|E パワー|F 走力|B 守備力|E

外野のどこでも守れる第4の外野手。ただ、今年は例年に比べ成績を落としてしまった。今年、ジャイアンツ5シーズン目だが、契約が切れる。

66 CF ヘルナンデス(右、右)

G|26 AVG|259 HR|2 RBI|4 SB|0 OBP|298 OPS|761 WAR|0.3

対右ミート|E 対左ミート|E パワー|E 走力|D 守備力|D

 

投手陣

40 SP バムガーナー(左)

G|34 W|15 L|9 IP|226.2 K/9|9.97 BB/9|2.14 WHIP|1.02 ERA|2.74

平均球速|90.9 持ち球|フォーシーム、スライダー、カーブ、ツーシーム 

ジャイアンツの絶対的エースでありカーショウに次ぐMLBを代表する左腕。2014年のプレーオフではNLWC完封、ワールドシリーズではMVP受賞とMr.プレーオフ。

47 SP クエート(右)

G|32 W|18 L|5 IP|219.2 K/9|8.11 BB/9|1.84 WHIP|1.09 ERA|2.79

平均球速|87.9 持ち球|フォーシーム、ツーシーム、スライダー、チェンジアップ、カッター

球は速くないが、球のキレとコンビネーションで勝負する今年のNLオールスタ先発投手。去年はロイヤルズで不調に終わり、昨オフ大型契約を結んだもののやや不安視されていたが、全く問題なかった。

29 SP サマージャ(右)

G|32 W|12 L|11 IP|203.1 K/9|7.39 BB/9|2.39 WHIP|1.20 ERA|3.81

平均球速|94.3 持ち球|フォーシーム、カッター、スライダー、ツーシーム、シンカー、カーブ

クエートとともに今年ジャイアンツへ移籍してきた本格派右腕。後半戦は防御率3.66だったが、打線の援護が少なくわずか3勝。 

45 SP ムーア(左)

G|33 W|13 L|12 IP|198.1 K/9|8.08 BB/9|3.27 WHIP|1.29 ERA|4.08

平均球速|92.8 持ち球|フォーシーム、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム

トレードデッドラインでレイズから加入した左腕。投球スタイルも成績も典型的な強豪チームの4番手左腕という感じだ。

64 RP ロウ(右)

G|61 W|4 L|2 HLD|14 K/9|8.18 BB/9|1.47 WHIP|0.96 ERA|2.13

平均球速|92.9 持ち球|フォーシーム、スライダー、カーブ

小さな投球フォームで小気味よく投げ込む26歳のルーキー右腕。

60 RP ストリックランド(右)

G|72 W|3 L|3 HLD|18 K/9|8.41 BB/9|2.80 WHIP|1.13 ERA|3.10

平均球速|96.8 持ち球|フォーシーム、ツーシーム、カーブ 

平均97マイル近い豪速球が軸の速球派。今シーズンも72試合に登板した。課題は左打者への投球。

49 RP ロペス(左)

G|68 W|1 L|3 HLD|20 K/9|5.06 BB/9|5.06 WHIP|1.46 ERA|4.05

平均球速|84.2 持ち球|ツーシーム、スライダー、チェンジアップ 

ジャイアンツ6シーズン目を迎えた39歳の大ベテラン。左のワンポイントとしてスミスとともに左の強打者を抑えられるか。

13 RP スミス(左)

G|53 W|2 L|4 HLD|23 K/9|10.71 BB/9|4.02 WHIP|1.21 ERA|3.35

平均球速|91.9 持ち球|フォーシーム、スライダー、カーブ 

故障により開幕で遅れた影響で調子を落としていた中での、ジャイアンツへのトレード移籍。移籍後、失点を繰り返していたが、9月は失点0で終盤は8回も任された。ストレートとスライダーで奪三振を奪う。

46 RP カシーヤ(右)

G|62 W|2 L|5 SV|31 K/9|10.09 BB/9|2.95 WHIP|1.19 ERA|3.57

平均球速|93.6 持ち球|ツーシーム、カーブ、スライダー、フォーシーム

昨年に続き、2年連続の30セーブ以上を達成したが、後半戦の防御率が4.63と一気に調子を落とし、9月だけで3度のセーブ失敗をし、中継ぎに降格した。 

54 CL ロモ(右)

G|40 W|1 L|0 SV|4 K/9|9.68 BB/9|2.05 WHIP|1.08 ERA|2.64

平均球速|85.8 持ち球|スライダー、シンカー、フォーシーム、チェンジアップ

今年は序盤に肘を怪我し、わずか7試合のみの登板。2012~14年までジャイアンツでクローザーを務めていたが、カシーヤの不調により、シーズン終盤から抑えを任されている。

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