シカゴ・カブス 3−1 サンフランシスコ・ジャイアンツ
第1戦 1−0 (at CHI)
第2戦 5−2 (at CHI)
第3戦 5−6x (at SF)
第4戦 6−5 (at SF)
世界一候補筆頭カブスが最後は大逆転勝利で勝ち抜け。ジャイアンツは偶数年の法則がとうとう終わる。
103勝をあげ、盤石な状態で108年ぶりの世界一を目指すカブスとワイルドカードゲームに勝利し、2012、2014年と世界一に輝き、偶数年のジンクスを信じるジャイアンツの対決。リグレーフィールドで2連勝し、一気に王手をかけたカブス。第3戦もジャイアンツの絶対的エース、バムガーナーからリードする展開も、終盤に追いつかれ、サヨナラ負け。すると第4戦は8回まで3点ビハインドを許し、逆王手目前まで追い詰められるが、9回表に4点を挙げて大逆転。チームとしての底力を見せつけ3勝1敗で勝ち抜けとなった。ジャイアンツはカブスを追い詰めたが、シーズン中アキレス腱だったリリーフ陣が3点差を守れず、偶数年に優勝するという法則はここで絶たれた。
ゲームハイライト
第1戦
0−0の均衡を破ったのは、バイエズの一発
第1戦を任されたレスターは8回を無失点に抑え、クエイトとの緊迫した投手戦に勝利した
好投を続けていたクエイトだったが、8回の1球に泣いた。
第2戦
緊急降板したヘンドリックスに代わって登板した左腕ウッドが投打で大活躍
最優秀防御率のヘンドリックスは4回、打球を右腕に受けて降板
第3戦
延長13回、パニックのサヨナラ2塁打でジャイアンツが踏みとどまる
1点ビハインドの8回、チャップマンからNLWCのヒーロー、ギレスピーが逆転3塁打
9回、2点ビハインドの中、ブライアントがロモから値千金の同点弾
第2戦のウッドに続き、アリエタが先制スリーラン。バムガーナーはPO27イニングぶりの失点
第4戦
3点ビハインドの9回に代打コントレラスの同点タイムリーとバイエズが逆転タイムリー
プレーオフのラッキーボーイ、ギレスピーがこの日も4打数4安打の大活躍
前日、打たれたチャップマンだが、この日は3者連続三振でカブスが突破
ロサンゼルス・ドジャース 3−2 ワシントン・ナショナルズ
第1戦 4−3(at WSH)
第2戦 2−5(at WSH)
第3戦 3−8(at LA)
第4戦 6−5(at LA)
第5戦 4−3(at WSH)
カーショウ、ジャンセンの熱投でドジャーズがシリーズ勝ち抜け。
絶対的エースカーショウを擁しながら、ここ3年地区優勝しながら、ディビジョンシリーズ敗退が続いていたドジャース。このシリーズも先に王手をかけられ、崖っぷちに立たされると、第4戦、毎年恒例のカーショウが中3日で登板するものの、降板後リリーフ陣が崩れ、追いつかれ嫌なムードになるもののベテラン、アトリーの勝ち越し打で逆王手をかけた。すると、第5戦は7回からジャンセン、そして最後は二日前に中3日で110球を投じたカーショウが締めくくるフル回転でドジャースが7年ぶりのチャンピオンシップシリーズ進出となった。ナショナルズはストラスバーグやラモスなど故障者が続出。マーフィーは昨年のプレーオフに続き、活躍したが、エース、シャーザーの試合で2試合落とし、最後の一歩がとどなかった。
ゲームハイライト
第1戦
20勝投手シャーザーからターナーがツーラン本塁打。シャーザーは序盤から失点し、6回4失点と誤算
エース、カーショウは3失点と苦しみながらも、5回を投げきり勝利投手
抑えのジャンセンが初戦から5アウトセーブで1点差を逃げ切った
第2戦
半月板損傷で欠場した正捕手ラモスに代わって出場したロバトンがヒルから逆転スリーラン
臀部の怪我でぶっつけ本番となったマーフィーだが、この日も3安打と大活躍
第1戦に続き、シーガーがこの日も初回、先制ホームラン
第3戦
レンドーン、2ランホームラン。前田は3回4失点で結果を残すことはできなかった。
ワースが守護神ジャンセンからソロ含む3安打2打点
ジマーマンがダメ押しとなる2点タイムリー。1点ビハインドで登板の守護神ジャンセンがまさかの炎上
第4戦
崖っぷちのドジャースを救ったのは8回、大ベテランアトリーの勝ち越し打
中3日で登板のカーショウは11奪三振の好投。しかし、7回途中降板後、リリーフが崩れる
プレーオフ男、マーフィーがこの日も同点2点タイムリーを含む4打点
第5戦
中1日のカーショウがまさかの登板で1点差を守り抜き、ドジャースが突破
守護神ジャンセンが7回から登板し、2 1/3イニング無失点51球の熱投
7回表裏合わせて1時間を超え、LAD4得点で逆転、WSHが2得点返し、両軍合わせて8投手が投入された
最後に見ていただいた方は是非下のボタンをクリックしていただけると幸いです。↓↓↓
また、コメントがあれば是非。必ず返信させていただきます。